スポンサーサイト

  • 2023.08.09 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    資格試験に備えて…。「容認」とは「本来は認められない物事を大目に見る」という意味ですが、その響きは上から目線? それとも、寛容? 少なくとも、キャリアカウンセラー資格をめざす人は、伝え手の想いを汲みましょうね〜

    • 2014.01.24 Friday
    • 23:08
    JUGEMテーマ:コラム

    ちょっとした言葉の解釈や響きが
    気もちにひっかかって
    学びの歩みが止まることがあります

    言葉を大切にしている証拠!
    言葉の感度が高い証拠!

    言葉を大切にすればこそ
    CDA養成講座における表現や解釈が
    受入れ難いときがあります。

    そのもどかしさ、CDA養成講座では
    毎回のように、目の当たりにしています。

    たとえば、講座の第1回では、
    CDAたるキャリアカウンセラーとしての倫理基準を学びます。

    全18条。

    第9条には、「選択の自由の容認」があります。
    「自己決定権の尊重」の順守を定めた条文です。

    おりしも先々週、第44回の名古屋クラスで
    この条文の解説をしながら、「容認」という文言が
    選択されていることに、いまさらながら感慨を感じました。
    なんという懐の広い言葉を選んだのだろう
    …という感慨です。

    その一方で、「容認」という言葉に対しては
    「上から目線のように感じる」という声もあり
    第9条の「容認」について、調べてみました。

    まず、「容認」という表現は法曹界でよく使われ
    CDA倫理基準にも採用されたものと推察します。

    ただし、法曹界で用いる「容認」は公的な用語というより
    業界の専門用語らしく、英訳では「admission」にあたるよう。

    admissionですと「承認」という意になりますので
    弁護士さんたちは「絶対OK」のときにかぎって
    慎重に使っているようです。

    わたくしは法学部卒業なので、「容認」という表現に
    「絶対OK」という響きがあるんだなぁ〜と、ふと…

    CDAの倫理基準では、自己決定の自由は「絶対OK」なものと
    言い切っているところが素晴らしい、と感じた次第です。

    さて、CDAの倫理基準は、アメリカからの輸入です。
    輸入元であるNCDA(全米キャリア開発協会)では
    「容認」をどのような英語で示しているのでしょう。

    「recognize」だそうです。

    そこで、recognizeをLongman web版で調べてみましたら
    5つの意が解説されていました。

    そのうち3.「to accept or admit that something is true」と
    4.「if something is recognized by people, they realize
      that it is important or very good」が
    倫理基準の「容認」に近い意味合いのように思えました。

    また、広辞林3版では「容認」を下記のように解説しています。

    (本来は認められないことを)よいと認めて許すこと。
    「今回の提案は−しがたい内容を含んでいる」

    〔類義の語に「許容」があるが,「許容」は基準からはずれてはいるが,
     それを許して受け入れる意を表す。
     それに対して「容認」は法律的道徳的に誤っていて
     本来は認められない物事を,大目に見てよいと認める意を表す〕

    「大目にみてよい」という言い回しは「上から目線」ともとれますが
    本来は認められない物事を大目に見るのは、寛大ともとれます。

    あ、「寛大」という言葉の響きも、上から目線かしら(笑)

    お役所はかつてお上と呼ばれ、お上で用いた言葉が
    今でもお役所で用いられていて、響きは「上から目線」。

    「ご寛大なお沙汰をお願いいたします」…とか(笑)

    ここでは、寛容という言葉を選んだほうが
    ふさわしいのかもしれませんね。

    ともあれ、趣意をくみとるならば…

    認められないことを大目に見ちゃうわけですから
    「絶対OK」ということですね!

    つまり、英語の「admission」および「recognize」の3.4と
    同じ意味合いで使われているものと思います。

    「容認」には確かに、上から目線の響きがあるかもしれません。
    けれども、言葉を選択した人には、伝えたい趣意があります。

    言葉には、様々な意味や想いをこめることができます。

    ある言葉、表現を受けとめがたいと思ったら
    ちょっと、ひと呼吸!

    もどかしいでしょうが、伝え手の世界を理解するつもりで
    伝え手の表現よりも、その趣意、その想いを汲んでみること。

    ある言葉への自らの想いを大切にしながらも
    伝え手の想いを汲むことは、他者の世界を理解することであり
    カウンセリングの練習になります。

    【速報】キャリアカウンセラー資格試験 合格率! 第42回CDA二次試験の結果は、先回と同じく43.1%でした。厚生労働省の能力要件にてらしての評価、相変わらず厳しいですね(=_=)

    • 2014.01.16 Thursday
    • 10:31
    JUGEMテーマ:CDA

    1/16、第42回CDA認定試験 二次試験結果が
    日本キャリア開発協会(JCDA)のホームページに公開されました。

    43.1%(460名/1,066名)

    --------------------------------------------------------------------------
    【1次試験】 2013年10月6日   【2次試験】 2013年月12日14、15日
    【合否発表日】2013年10月24日   【合否発表日】2014年1月16日

      受験者数 1,156名                  受験者数  1,066名
      合格者数 564名                   合格者数  460名
      合格率  48.7%                    合格率     43.1%
    --------------------------------------------------------------------------


    42回 43.1% 41回 43.1%、40回 45.2%、39回 44.2%、38回 44.0%、
    37回 46.3% 36回 48.1%、35回 47.8%、34回 47.3%、33回 48.1%、
    32回 47.2% 31回 48.6%、30回 48.3%、29回 46.1%、28回 46.3%、
    27回 44.2% 26回 47.6%、25回 47.0%、24回 47.4%、23回 50.1%、
    22回 50.4% 21回 51.3%、20回 51.7%、19回 55.7%、18回 53.3%、
    17回 61.6% 16回 65.9%、15回 73.1%、14回 69.5%、13回 76.0%、
    12回 77.5% 11回 82.2%、10回 91.5%、  9回 93.8%、  8回 95.1%
    7回 96.4%   6回 98.0%

    先回41回と同じく、43.1%!

    厚生労働省「標準レベルに求められるキャリア・コンサルタントの
    能力要件の見直し」 により、第40回CDA資格2次試験から
    『(6)インテーク面談の続きをどう展開しようとしたのか』 が
    評価項目の一つに追加されています。下記のとおりです。

    <実技(面接・ロールプレイング)試験/約60分(試験説明時間を含む)>

    判定ポイン ト・・・ 主に以下の評価項目を判定のポイントとする。
    (1)主訴・問題の把握
    (2)自己探索の支援
    (3)傾聴(非言語表現)
    (4)傾聴(言語表現)
    (5)傾聴(かかわり方)
    (6)インテーク面談の続きをどう展開しようとしたのか

    受験された方、結果は如何でしたでしょうか?

    嬉しさいっぱいの朗報も
    無念いっぱいの涙報も、心からお待ちしています!


     














    名古屋駅から望むCDA養成講座 名古屋会場(ダイヤビル2号館)

    0歳だった赤ちゃんが11歳の少年に! 午年にお引き受けしたCDA養成講座、ふたたび午年がやってきて12周年。ますます心して務めなきゃ! 決意を新たにした成人式の夜です。

    • 2014.01.14 Tuesday
    • 00:40
    JUGEMテーマ:CDA

    もう11歳!
    あの頃は、生まれたての
    0歳だったのに!

    CDAインストラクターを
    お引き受けした翌年に
    CDA養成講座を
    受講された方の息子さん
    すっかり大きくなられました。

    なつかしいような
    さみしいような・・・
    月日のたつのは
    早いものです。
     
    初めて、CDA養成講座をお預かりしたのは
    独立した翌年の2002年10月。

    思えば、午年。ひと回りしたわけですね。

    何度も体力の限界を感じて、引退を考えながら
    後ろ髪をひかれ続けている仕事・・・

    ものごとには潮時ってものがあるけれど
    潮メはどのように見極めたらいいのでしょう。

    まだまだやれる、やりたいという想いと
    違う世界で、命をつかうべきかしら…という想い。

    折しも、先週末から第44回名古屋ABクラスがスタートしました。

    11歳になった少年、その笑顔の写真をながめながら
    これまでの12年のあれこれが、走馬灯のようにかけめぐります。

    12周年となったCDA養成講座、1回1回を心して務めよう…
    決意を新たにした2014年成人式の夜です。

    謹賀新年! 2014年の仕事はじめは、『ローマの休日』鑑賞でした。選ぶことは捨てること! 使命を果たすとは、愛しいものをときには捨てるということ。いじらしい人生を抱きしめながら、本年も歩んでいきま〜す!

    • 2014.01.02 Thursday
    • 12:33
    JUGEMテーマ:キャリアカウンセリング
    JUGEMテーマ:CDA

    明けまして、おめでとうございます!
    本年もどうぞよろしくお願いいたします

    皆さま、2014年をいかがお迎えですか?

    わたくしの2014年は、仕事をしない元旦ではじまりました!
    わたくしにとって、これはホントにすごいこと!

    2013年は、新著の原稿の締切に追われ
    2012年は、復興協働のための歌づくりに夢中
    2011年は、新セミナー「LSTP」の公開準備に必死で
    2010年は、新しい公開セミナーの段取りに集中
    2009年は、2008年は…

    ここ数年、仕事をしなかった元旦を思い出せません

    が、ワークスタイルのリフォームを試みている昨今
    本年の元旦は思い切って、PCを開かない一日に!

    家族とともにシャンパーニュを空けて
    ケーブルTVで映画を楽しみながら、おせちをつまみ
    夜には、姪たちとレイトショーも観てきました

    で、本日が仕事はじめ!
    初仕事は、『ローマの休日』の鑑賞でした!

    映画鑑賞が仕事?

    そう、『ローマの休日』を観るたびに
    襟を正し、これからの道を計ることができます
    そして、また、泣けました!

    身分違いの恋の終わりが悲しいのではなく
    使命を果たそうとするアン王女の凛々しさが
    いじらしいからです

    選ぶことは、捨てること!!

    使命を果たすために、ときには愛しいものすら
    捨てなければならない…

    今年も、使命を果たすために
    愛しいものを捨てて、往くのかもしれません

    Life's is't always what one likes.
    人生は思うようにはならない
    その人生をまっすぐに歩いていく、そのいじらしさ!

    人生とは、その人の意思をこえて
    その人がもっとも活かされよう
    天から仕組まれたものです

    だから、2014年もわたくしという存在が
    もっとも活かされますよう
    天の声に耳を傾けながら歩んでいきます!

    そんなわけで、ときには
    捨てたくないものを捨てるのかなぁ…

    PR

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << January 2014 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • 第37回CDA二次試験 ~聴くということ、ミズスマシのように~
      Pr.そのま (03/24)
    • 第39回CDA二次試験 挑戦へのエール ~聴くということは、恋のはじめと同じ…。待つことであり、受けいれることであり、許すことであるという、しんどさと闘うということですね~
      Pr.そのま (03/24)
    • 11/22 イイ夫婦の日! 第42回CDA資格二次試験受験生にも贈ります! ユーミン『ダンスのように抱き寄せたい』、共感力の結晶です(*^^)v
      Pr.そのま (03/24)
    • ソチのインタビューに学ぶ! ジャンプ女子4位の沙羅ちゃんに訊く工藤アナの言葉に優しさが…。ドキュメンタリー映画監督の榛葉さんは「言葉の選び方に品性がある」と称賛しています。
      Pr.そのま (03/24)
    • 映画に学ぶ! カウンセラーも上司も親も、善し悪しを問わずに、人に寄り添うために。芸術は善し悪しで判断をしないから…。
      そのま (03/24)
    • 第37回CDA二次試験 ~聴くということ、ミズスマシのように~
      目黒 隆司 (02/24)
    • 第39回CDA二次試験 挑戦へのエール ~聴くということは、恋のはじめと同じ…。待つことであり、受けいれることであり、許すことであるという、しんどさと闘うということですね~
      目黒 隆司 (02/23)
    • 11/22 イイ夫婦の日! 第42回CDA資格二次試験受験生にも贈ります! ユーミン『ダンスのように抱き寄せたい』、共感力の結晶です(*^^)v
      目黒 隆司 (02/23)
    • ソチのインタビューに学ぶ! ジャンプ女子4位の沙羅ちゃんに訊く工藤アナの言葉に優しさが…。ドキュメンタリー映画監督の榛葉さんは「言葉の選び方に品性がある」と称賛しています。
      目黒 隆司 (02/23)
    • 映画に学ぶ! カウンセラーも上司も親も、善し悪しを問わずに、人に寄り添うために。芸術は善し悪しで判断をしないから…。
      目黒 隆司 (02/23)

    recent trackback

    recommend

    recommend

    recommend

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM