1996年にタイム誌の記者であったダニエル・ゴールマン氏の
著書「EQ こころの知能指数」が世界的にベストセラーとなり
EQ(Emotional Intelligence Quotient)、直訳すると
「感情能力指数」という概念が知られるようになりました
日本では、EQ(感情能力指数)という言葉が普及していますが
発祥地である米国では、EI(感情能力)と呼ぶほうが普通です
EI(Emotional Intelligence)理論は1990年
イェール大学心理学部教授(現イェール大学学長)のピーター・サロベイ博士と
ニューハンプシャー大学心理学部教授ジョン・メイヤー博士が提唱した理論で
サロベイ博士とメイヤー博士は、EIについて以下のように定義しています
「EIとは、情動を知覚し、思考の助けとなるよう情動を生み出し
情動や情動的知識を理解し、そして情動を管理する能力である」
情動はもとより感情は、人の思考や行動に影響を与えるものとして
CDA養成講座でも感情について学び、技法「感情の反映」を練習します
さて、情動については、心理学、脳科学、医学、認知科学など
領域によってとらえ方が異なっていて、説明が難しいものの
感情の下位概念であり、感情に伴う心拍数の変化や
顔の表情、筋の緊張の変化、感情が生じている時に示す行動を通じて
客観的にとらえられるもの…という説明が分かりやすいと思います
※詳しくは、
理化学研究所 脳科学総合研究センター公式サイトから
情動やら感情がわき起こってくることに、よい悪いはありませんが
その結果として、その時、その場にふさわしくない言動を
引き起こしてしまったら、それは困ったちゃん…ということになります
私たちは自らの情動や感動をコントロールして
その時、その場にふさわしい思考と行動を心がけたいものです
理化学研究所 脳科学総合研究センター公式サイトには
次のような一文が掲載されていて、心に響きます
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最近の世紀末的社会状況は人々に不安と欲求不満をもたらし
ストレスを増加させ、個人レベルでは情動障害、心身症などの増加
社会的には校内暴力、家庭内暴力、薬物依存、麻薬中毒などの
社会問題を生じています。このような状況下で、
情動の研究の重要性が広く認識されることを願って止みません。
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より効果的なリーダーシップを発揮していただけるものと信じて
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■日 時:2011年2月15日(火) 13:30〜17:30
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■会 場:ウィンクあいち 1601号室(予定)
■講 師:山下幸彦 株式会社グラスティ エグゼクティブコンサルタント
■コーディネイト:犬塚尚美 人材開発プロデューサー
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