一昨日と昨日は、2010年のセミナー始め!
チーム医療さん主催の公開セミナーにおいて
ファシリテーター兼トレーナーを務めました。
「講師・インストラクタをする人のセミナーファシリテーション実践研修」2日間のセミナーが効果的な学びの場となり、ほっとしているところです。
このセミナーは、
プロ講師養成スクールのプログラムを提供して
セミナーやワークショップなどで
講師をする人のファシリテーション力を
トレーニングすることを目的としたものです。
※セミナーファシリテーションについてはオフシャルブログをご欄ください。
人材開発プロデュース事典
『セミナーファシリテーションで講師養成』研修やワークショップなどの教育や訓練の場をファシリテーションする人を
私は「セミナーファシリテーター」と呼び、私自身も年間150日ほどを
セミナーファシリテーター(兼トレーナー)として活動しています。
CDAインストラクターとしての活動もそのひとつ。
経営コンサルタント時代から数えると20年間、独立してから10年間
本当にたくさんのグループと関わってきたものの
セミナーファシリテーターとして、100点満点の仕事をしたという
達成感を感じられることは、それほど多くはありません。
セミナーファシリテーションの極意は教えない=気づきを待つことであり
一方で、学習目標の達成にはエデュケーション(教授・指導)も必要です。
※関連記事はこちらから →
『学ぶ喜び、育てるゆとり』セミナーファシリテーターはファシリテーションとエデュケーションの
バランスをとりながら、さらに、学びの場がよいムードであるよう
場を守ったり、創ったりしなければなりません。
また、学びの場は学習者ひとりひとり、その組み合わせ、主催者や事務局
学習のテーマ、目標、会場の環境から社会の出来事、季節、天気に至るまで
セミナーファシリテーターの力を越えた、様々な要素に影響されるものです。
どんなに精一杯、全力投球でファシリテートしてもまだまだ…
野球と同じく3割打者を維持するのがやっと、という感じです
だからこそ、極める面白さがあり、極めるための研さんの楽しさもあります。
あらゆる要素の影響を活用し、場合によってはマイナスの影響を最小限に抑え
成熟したグループを育て、そして、育てたグループのダイナミクスを活用して
メンバーひとりひとりの学びを最大限に促すには、どうしたらよいのか…
「もっともっと野球がうまくなりたい」と言うイチロウ選手のように
「もっともっとセミナーファシリテーションがうまくなりたい!」
今年も実践をとおして、自己啓発の場をとおして研さんしなければ!
今年のセミナー始めが
「セミナーファシリテーション実践研修」であったことに
何かしらの啓示を感じ、その意味深さを味わっている2010年成人の日です。
今週末から、今年始めてのCDA養成講座がスタートします。
第32回名古屋A・Bクラスです。
どのようなメンバーが集い、どのようなグループへと成長するのか
グループの成長のダイナミクスを影響されて、メンバーひとりひとりが
CDAとしてどのように成長していくのか、今から楽しみでたまりません。
pr.そのまの蔵出し参考図書:
ファシリテーション入門 (日経文庫)今すぐできる! ファシリテーション (PHPビジネス新書)
ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ
ワークショップ入門 (日経文庫)
ワークショップデザイン――知をつむぐ対話の場づくり(ファシリテーション・スキルズ)ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 (ファシリテーション・スキルズ)※その他のファシリテーション関連図書は
こちらから