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    松田聖子『赤いスイートピー』に学ぶ! 聴き方の極意は、文脈を読むということ。第49回CDA資格認定2次試験 受験者の皆さんを応援しています!

    • 2016.02.22 Monday
    • 12:47
    JUGEMテーマ:CDA

    第49回CDA資格認定二次試験!
    いよいよ、今週末ですね!

    CDA資格としては、これが最後の二次試験というわけで
    皆さんの意欲、気合いはムンムンな感じですね!

    最後の二次試験のために、とっておきの応援メッセージ。

    わたくしが通学コースで時々、お話ししているネタですが
    この正念場にぜひ、ご紹介させていただきます。

    ---------------------------------

    この季節になると、ふと、口ずさみたくなる『赤いスイートピー』。
    82年1月にリリースされた、松田聖子さんの8枚目のシングルです。

    楽曲そのものがステキなのですが、松田聖子さんが歌うと
    ステキな楽曲のステキさが、さらに冴えますね。

    この曲の詞を書いた松本隆さんによれば
    聖子さんが上手いのは「文脈を歌える歌手」だから…。

    声がいいとか、音程が確かとか、リズム感があるとか
    そういった点で上手いのは、歌手であれば当たり前。

    でも、歌詞としては語られていなくても
    言葉や音符の間には、語られていない文脈があります。

    言ってみれば、余白…

    これを歌えるかどうかが、歌手の技量とするならば
    聖子さんの歌の余白には、確かにうっとりさせられます。

    ついでながら、この曲を作曲した呉田軽穂さんこと
    松任谷由美さんは音程がかなり悪いけれど、聴かせますね(笑)

    彼女も文脈を歌える歌手だからこそ、松本隆さんが
    『赤いスイートピー』の作曲を依頼したのかもしれません。

    さて、「文脈・余白を歌う」を「文脈・余白を聴く」に
    変えたならば、それが、まさに傾聴の心…。

    キャリアカウンセラーは、クライエントの語っていること
    のみならず、語っていないことまで聴こうとするのです。

    むしろ、語っていないことを聴くことこそ
    傾聴といえるかもしれません。

    たとえば、『赤いスイートピー』の歌詞の余白に
    少女のこんな声が聴こえませんか?

    春色の汽車に乗って、海に連れていってよ
    たばこのにおいのシャツにそっと寄り添うから
    ⇒まだ、ふたりで海に行ったことないよね
    ⇒春になったら、絶対、連れて行ってよね
    ⇒あなたとならきっと、見るものすべてが春のよう
    ⇒砂浜を歩きながら、いつもよりくっついちゃおうかな
    ⇒煙草を吸うあなたの胸に、頬をうずめもいいでしょ
    などなど

    なぜ、知り合った日から半年すぎても
    あなたって手もにぎらない
    ⇒そろそろ、手をつないで歩きたいんだけど…
    ⇒海にいったら、ファーストキッスもOKかも…
    ⇒あ、もしかしたら、わたしの勘違い?
    ⇒あなたは、わたしに恋してないの?
    ⇒女の子と時々、街を歩きたいだけ?
    ⇒そうじゃなくて、ただ、気が弱いだけだよね
    ⇒もどかしくて不安なの、あなた、分かってる?
    などなど

    クライエントは胸のうち、心のタケをすべて
    語ってくれるわけではありません。

    だから、キャリアカウンセラーは
    クライエントを観て、聴いて、感じて
    見立てをたてて、見立てを確認するわけです。

    「彼と、もっと親密になりたいのですね」
    「ふたりで海に行ったら、親密になれるかなって思うわけですね」
    「手も握らない彼の気持ちが分からず、心配なのですね」
    「愛しているならキスくらいしてよって、思っているんですね」

    線路の脇のスイートピーのように、まだまだ蕾の愛…

    少女のもどかしさと不安を共有しながら
    見立てがずれていないか、時々、確かめながら
    少女の語りをさらに促していく
    その結果として、少女の心の世界を一緒に観ていく…

    少女が自らの心を自己探求できるように
    そして少女の成長に寄り添いながら
    ただ、そこに居る営み…

    それが傾聴です。

    今週末の二次試験、名古屋クラスの皆さまと
    受験者すべての皆さまの健闘を祈ります!

    ふたりきり! 聴くことの醍醐味を味わって楽しんで、第46回CDA資格二次試験の合格を祈っています!

    • 2015.04.18 Saturday
    • 10:06
    JUGEMテーマ:CDA

    第46回CDA資格二次試験を受験される皆さま

    すでに、試験は始まっている頃でしょうか!

    これまでの研鑽、腕試しということで
    リラックスして、お望みください!

    そこに、試験官はいません
    いるのは、クライエントだけ!

    クライエントとふたりきり
    ふたりの世界で、クライエントの世界を
    じっくりと味わい、理解してください

    ただ、それだけの営みが聴くということ…

    そして、それだけの営みによって
    クライエントの世界に、光がもたらされ
    クライエントは、自らの世界の何たるかを知るのです

    それが、聴くことの醍醐味!

    皆さんのふたりきりの営みを心の眼で見つめています
    祈る、合格!

    そのま

    あと1ヶ月になりました! 4/19〜20のCDA二次試験。受験される方、JCDAによる「判定のポイント」を確認してくださいね〜! 項目ごとの重みづけもされていますよ〜!

    • 2014.03.19 Wednesday
    • 10:15
    JUGEMテーマ:CDA

    あとひと月後にせまりました!
    2014年4月19〜20回実施の第43回CDA資格認定二次試験。

    受験される皆さまは、様々な勉強会に参加したりして
    トレーニングに励んでいるかもしれませんね。

    CDA養成講座通学コースは、41回から10日間となり
    より経験代謝を重視するプログラムに改訂されました。

    これに合わせて、二次試験の「判定のポイント」
    少し変わっています。
     
    項目 内容 判定の
    重み付け
    主訴・問題の把握 クライエントの問題を適切に把握するように努めたか    50%
     
    自己探索 の 支援
    クライエントの問題の背景にある感情、考え、価値観等をクライエント自身が把握出来るように促したか
     
    傾聴(非言語表現) 姿勢、視線、顔の表情、等    40%
    傾聴(言 語 表 現) いいかえ、反映、質問、等
    傾聴(かかわり方) 共感、受容的態度、好意的関心
    振り返り           .
    ロールプレイの中で出来たこと/出来なかったことを明確化する。今後の面談の進め方を適切に捉えたか
        5%
    将来展望           .
    CDA資格の活用・将来展望の内容が明確か
     
        5%


    39回では、表の上から5項目がポイントとして公開され
    http://cco-sonoma.jugem.jp/?eid=253
    41回からは、「振り返り」が加えられて6項目へ。
    http://cco-sonoma.jugem.jp/?eid=260

    その後(43回を前にして…と思われます)、上表のとおり
    7項目へと改訂され、重み付けも公開されました。


    いずれにしても、CDAキャリアカウンセラーには
    CDAの基本コンセプトである経験代謝の理解を踏まえた
     ロールプレイが出来ること
    」が求められます。

    「経験代謝の理解をふまえたロールプレイができること」とは
    具体的には、41回以降の講座のVTRでの学びが実践できること。

    ▼クライエントの問題は何か?
    ▼何を心かげたか?


    経験代謝をムリに起こそうとするのではなく
    「クライエントにとっての問題」が何なのかを傾聴し
    「クライエントが自分自身を観る」ことを支援するよう
    心がければ、結果として経験代謝はおこります。

    40回以前の修了生で受験される方は
    「クライエントの問題とは何か?」
    「CDAは何を心がけるのか?」というVTR
    学んでいませんので、情報収集してくださいね。

    受験される皆さんの合格を心から応援しています!

    映画に学ぶ! カウンセラーも上司も親も、善し悪しを問わずに、人に寄り添うために。芸術は善し悪しで判断をしないから…。

    • 2014.03.14 Friday
    • 21:57
    JUGEMテーマ:CDA

    3月14日は、浅野内匠頭長矩の命日。

    1701年のこの日、内匠頭(たくみのかみ)は
    江戸城 松之廊下で、高家筆頭 吉良上野介義央に切りつけ
    即日、切腹を命じられました。

    殿中で刀を抜くのは、ご法度の時代。

    刀を抜いたら切腹、お家断絶
    一族郎党を路頭に迷わせるのが分っていて
    なぜ、抜いたのか?

    その心の闇が長い間、とても不思議でした。

    そして、もし、切腹前の浅野内匠頭を
    面談することになったら?

    キャリアカウンセリングは
    その人の成長をめざしています。

    内匠頭が、自らを客観視する場をつくり
    刃傷事件について意味づけをしながら
    自分とは何者か、新しい自分に気づくプロセスを
    提供できるのだろうか。。。と思うわけです。

    そのとき、非審判的に寄り添えるのだろうか?

    わたくしは、内匠頭がリーダーとして
    家や家来を守れなかったことをよしとしていません。

    自らの言動の影響を慮れなかったリーダーに
    善し悪しを問わず、寄り添えるのだろうか?

    わたくしたちは自らの価値観にてらして
    ついつい、審判的にものをみています。

    それでは、寄り添えない…

    カウンセラーも上司も親も、あらゆる支援者が
    支援者としての幅を広げようとするならば
    芸術の世界はとても助けになります。

    芸術は、善し悪しで判断をしませんから…

    今年(2014年)の1月に、WOWOWが
    3本の「忠臣蔵」を放映、3人の内匠頭が登場しました。

    忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻(1959年)…萬屋錦之介さん
    赤穂浪士 天の巻・地の巻(1956年)…東 千代蔵さん
    赤穂浪士(1961年)…大川 橋蔵さん

    ついでながら、あの頃の役者さんの演技は様式美にあふれ
    これぞ時代劇という醍醐味を味わいました。

    多少ものものしい演技ですが、そのものものしさが
    表現として美しいところに目を見張りました。

    さて、3本の映画が描く、内匠頭のパーソナリティと
    刃傷へ至る心情の解釈は、かなり異なっていました。

    これは、カウンセリングにおきかえると
    「見立て」が異なるということです。

    錦之介さんの内匠頭は、おっとりとしたお坊ちゃま。

    能力を超えた務めに、一生懸命、励んでいるのに
    上野介に愚弄され、堪忍して堪忍して堪忍したものの
    情けなさから、怒りが堰を切ってしまう…という見立て。

    千代蔵さんの内匠頭は、竹を割った気性で短気。

    上野介から筋のとおらない扱いをされる度に
    キレかけては家来にたしなめられ
    キレかけてはたしなめられ
    でも、やっぱりキレちゃった…という見立て。

    大川橋蔵さんの内匠頭は、融通のきかない優等生。

    厳禁のはずの賄賂を喜ぶ上野介を疎み
    刃傷の取り調べでは、「義(人として正しいこと)」を優先し
    幕閣の温情を退け、命乞いをしなかった…という見立て。

    いまとなっては、真実は分りません。

    けれども、さまざまな見立てがあるということは
    内匠頭の心の闇に寄り添うための手がかりです。

    もっと、内匠頭の心に寄り添うために
    713回目の命日に、史実をひも解いてみました。

    これが本当の「忠臣蔵」 (小学館101新書―江戸検新書)

    ある文書によれば、内匠頭は女好きで
    子どものころから、為政は家来に任せていたとか。

    そして、さまざまな文書に記された事件の背景とは…。
    文書に残る内匠頭の言葉、重要な関係者の言葉とは…。

    皆さまもぜひ、残された言動の記録から
    その人となりとその心の世界とその闇を
    見立ててみては如何でしょうか。

    ひとつの見立て(仮設)をすべてと決めつけず
    複数の見立てを探ると、見えるものが変わるようです。

    そして、真実は、泉岳寺の墓所で
    ご本人が抱きしめながら、眠っているのです。

    ソチのインタビューに学ぶ! ジャンプ女子4位の沙羅ちゃんに訊く工藤アナの言葉に優しさが…。ドキュメンタリー映画監督の榛葉さんは「言葉の選び方に品性がある」と称賛しています。

    • 2014.02.17 Monday
    • 17:50

    ゆづくん、金! 葛西さん、銀!

    そして、表彰台にあがれてもあがれなくても
    ジャンプの高梨沙羅ちゃんたちティーンエイジャーも
    モーグルの上村愛子さんたちベテランもかんばりました!

    ソチ・オリンピック2014
    アスリートたちのそれぞれのチャレンジに拍手!

    そして、カウンセリングを学ぶものにとっては
    毎日、繰り広げられるインタビューに感謝!

    訊き方、言葉の促し方にかかわる様子を
    目の当たりにできて、学べますね

    語り手の心の世界を共感的に理解しつつ
    語り手の言葉をいかに促すのか…

    ドキュメンタリー映画監督 榛葉健さんが
    2/12 、フェイスブックのご自身のタイムラインに
    つぎのような投稿をなさっています

    ------------------------------
    〜前略〜

    4位になった高梨沙羅選手に聞くインタビュアー・
    NHKの工藤三郎アナの聞き方に
    優しさがありました。

    無念の結果に涙を浮かべる高梨選手に、
    「なぜ飛べなかったのですか?」とは聞かずに、
    「きょうのジャンプを振り返れますか?」
    とだけ、ささやきました。

    それに対して、高梨選手は、
    気丈に自分のジャンプを振り返り
    精一杯の言葉を発しました。

    「今まで支えて下さった方々に
    感謝の気持ちを届けるためにここに来たので、
    結果が出せなかったことは残念です」

    工藤アナは、
    長野オリンピックのジャンプ団体で、
    原田選手の金メダルジャンプに
    「高くて、高くて、高い!」
    と実況したベテランアナ。

    ちょっとした言葉の選び方に、
    17歳の少女を気遣う品性がありました。

    〜後略〜

    (2014年2月12日 夜明け前)
    ---------------------------------------

    工藤アナの言葉の選び方も一流ですが
    その品性に気づける榛葉監督の感性も一流です

    カウンセリングは、言葉によって
    クライエントの世界をつむぐ仕事

    訊き方ひとつにも、その人が顕れます

    こうした品性と感性を磨いていきたいものです
    たゆまずに、修行! 修行!


      ソチオリンピック2014総集編 2014年 3/10号 [雑誌]
    JUGEMテーマ:CDA

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